皆さんこんにちは。

おいかわ歯科医院です。

皆さんは「咬合誘導（こうごうゆうどう）」という言葉をご存知でしょうか？

矯正歯科の専門用語ですが、日常ではあまり耳にしないので、詳しく知らない方も多いことかと思います。

今回はそんな咬合誘導についてわかりやすく解説します。

咬合誘導は、子どもの矯正治療で行われるものです。

子どもの歯や顎の発育を正常な方向へ誘導することで、正常なかみ合わせを獲得してもらう治療法です。

そのため、咬合誘導というのは具体的な治療法の名前ではなく、いくつかの小児矯正法の総称ということができます。

あるいは、矯正治療におけるひとつの考え方といっても間違いではないです。

咬合誘導を目的とした小児矯正の治療法としては、まずムーシールドが挙げられます。

これはマウスピース型の矯正装置で、お口の中に装着することで、口腔内の筋力バランスを整えることができます。

次に顎骨の成長を促進させる床矯正装置も咬合誘導の効果が見込めます。

とくに顎の骨の幅を広げる際には有用です。

その他、3Dリンガルやクワドヘリックスといった歯列弓を拡大する装置も正常なかみ合わせを促す作用が期待できます。

咬合誘導によって歯並びやかみ合わせが正常化されると、Ⅱ期治療で抜歯が不要になるケースが多いです。

何より、健康な口腔環境を獲得することができ、むし歯や歯周病にかかるリスクも大幅に減少させることができます。

お子さまにとってこれほど大きなメリットはないといえます。

このように、当院の小児矯正では、咬合誘導を念頭に置いた治療を実施しております。

見た目も機能も健全な口腔環境を確立したいのであれば、当院の小児矯正が最適といえます。

そんな咬合誘導や小児矯正についてさらに詳しく知りたい方は、お気軽に当院までご相談ください。

矯正治療の専門家がていねいにカウンセリングいたします。