インプラントImplant
インプラントのメリット・
デメリット
(自由診療)
失った歯を補って再び噛めるようにするために、当院では入れ歯、ブリッジ、インプラントといった3つの治療を行っています。どの治療方法を選ぶかは、患者さんご自身が考え、理解し、納得することが大切です。まずはそれぞれの治療方法のメリット、デメリットを考えましょう。
特にインプラントは使いやすく自然な見た目に仕上がる一方で、治療期間も治療費も必要となります。納得して治療を受けるためにも、インプラント治療をお考えの方は、まずはこちらのページをご確認いただきご検討ください。
インプラントのメリット
健康な歯を削らずに済む
ブリッジは隣の歯を削って土台を作るため、健康な歯に負担をかけてしまいます。インプラントは顎骨に人工歯根を固定するためまわりの歯に負担をかけません。
入れ歯よりもしっかり噛める
総入れ歯は天然の歯に比べると噛みにくいものです。インプラントは天然の歯と同等の力で噛めるので、スムーズに食事を楽しめます。
顎の骨がやせない
歯を失って噛む刺激が減ると、顎の骨は徐々にやせていきます。インプラントはしっかりと噛めるため顎骨に刺激が伝わり、骨がやせるのを防げます。
見た目が白く自然
部分入れ歯は金属製のバネが外から見えます。また、保険診療のブリッジは治療箇所によっては金属製しか作れません。インプラントは白く自然で機能性の高い歯科素材で歯を作れます。
費用 | インプラント1本 ¥363,000円(税込) |
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治療期間 | インプラント治療はブリッジや入れ歯よりも治療期間が長めです。一般的に4~6カ月ほどかかります。 患者様の症状やケースに状態によって期間が異なりますので、詳細は担当医にお尋ねください。 |
治療内容 |
インプラント治療とは、歯の失われた部分の顎の骨に人工的な歯の根っこを埋め込み、その上にセラミックなどで作られた人工の歯を被せる治療方法です。 |
インプラントのデメリット
治療費がかかる
インプラント治療は保険適用外のため、保険診療のブリッジや入れ歯よりも治療費が高額となります。
手術が必要
インプラント治療では、顎骨にインプラントを埋入するための手術を行います。体に多少の負担がかかるため、全身疾患のある方は治療を受けられないこともあります。
治療期間は長め
インプラント治療はブリッジや入れ歯よりも治療期間が長めです。埋入したインプラントが骨と結合するのを待つため、一般的に4~6カ月ほどかかります。
定期的なメンテナンスが必要
インプラントを長くいい状態で使い続けるためには、治療後の定期メンテナンスが欠かせません。メンテナンスが不十分となると、インプラント歯周炎などの病気になってインプラントが抜けてしまうこともあります。
インプラントの注意点
- 手術の前日は、しっかりと睡眠を取りましょう。
- 静脈内鎮静法を使う場合は、車・バイク・自転車でお帰りいただくことはできません。
- 手術後、当日のうちは多少の出血があります。過度のうがいや強いうがいはさけましょう。痛みや腫れがありましたら痛み止めを服用し、軽く冷やしましょう。その他、異常や気になることがありましたらご連絡ください。
なお、上顎側を手術すると鼻血が出やすくなるため、強く鼻をかまないでください。また喫煙は控えます。 - 食事の際には、傷口への影響を考えて、治療した箇所で噛むのは控えましょう。
- インプラントを長く快適に使い続けるためには、インプラント治療後のメンテナンスも欠かせません。定期的なメンテナンスは保証の条件にもなっています。